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しんさん農園日記
第1回 黒茄子・青茄子編
バクチャー(微生物活性材)を活用した、完全無農薬有機栽培に挑戦します
4月中旬 土づくりを始めます
植付面積は、幅1.5m×長さ14m=21㎡です
バクチャー有機栽培の基本的考え方
有機栽培ですので、化学肥料も、化学薬品も一切使用しません。
バクチャーはその土地にいる有機生物を活性化することで、土をふかふかにし、自然が元々持っている力を引き出して作物を育てます。
(化学物質を一切使用しないのが嬉しいですね!)用意するもの=有機物+バクチャー
・完熟発酵牛ふん堆肥40ℓ(3袋)
・腐葉土15ℓ(4袋)
・米ぬか(40ℓ)
・バクチャー60g(21㎡に対する量)
準備作業
・米ぬか40ℓにバクチャー60gを入れしっかり混ぜ合わせます。
(バクチャーを均一に散布するために、米ぬかに混ぜます)土づくり
・畑に牛ふん堆肥と腐葉土を均一に播きます。
・バクチャー入り米ぬかを均一に播きます。
・小型耕運機で耕します(耕運機が無い方は鍬ですき込んで下さい)
土の発酵
・耕した畑に黒マルチシートを張り、土が発酵する迄1か月待ちます。
(これは、米ぬかを発酵させるため)
*発酵する時、熱を出し土の温度が上昇し、作物を枯らしてしまいます。ですから、発酵が終わるまでは必ず待ってください。ただし、発酵済有機物のみ使用する場合、そこまでは待つ必要はありませんが、完全発酵していない商品(商品には発酵と記載)も流通しているので、バクチャーを使用した場合時間を置いた方が良いと思います(少し時間を置き、地中温度の計測をお勧めします)
今回の発酵期間は1ヶ月です(熱を出す有機物が米ぬかのみの為)
ちなみに、1か月後地中温度を計測したら、19℃でした。
5月22日
植付
4月30日に購入した苗を、植付まで22日間も肥料なしで待機させた為、苗がずいぶん弱ってきましたが、そのまま植えつけました。
(茎が細いです・・・)
(アピール)有機堆肥の全体散布ですので、植付場所はどこでもOK!
5月25日
活力剤散布
有機堆肥だけですから、苗に対する即効性がないのと、苗が弱っていたため、3日に一度「バクチャー植物」を葉面散布しました。
2週間後は、1週間に1度の頻度で散布しました。
*バクチャー植物エキス
5000倍液で散布(水50ℓに10cc、水5ℓに1cc)
私は2ℓ噴霧器ですので、数滴入れました。
6月22日
1か月後
1か月後の苗の状態です。
有機堆肥の効果も表れ、植物エキスの効果で、こんなに元気になりました。比較対比で、20日早く植えた通常栽培(化学肥料使用)苗の約8割まで背丈が追いつきました。小さい実も付いてます。
6月29日
初収穫
ついに初収穫の日を迎えました。
本日は5本収穫しました。今夜は麻婆茄子に挑戦します。
7月19日
本格収穫
3日1度程度で、20~30本収穫しています。
本日は、黒茄子22本・青茄子15本収穫しました。
ツヤツヤです。美味しそう!
7月31日
中間剪定
ここまで数100本収穫してきましたが、湿気と暑さのの影響で黒茄子に病気が発生しました。茄子の色も落ちてきたので、少し早いのですが、中間剪定をする事にしました。
私は素人なので、きちんとした剪定方法はわかりませんが、伸びている枝の先端を切り落とし、病気にかかった葉を取り除きました。
*剪定後、少しでも除菌効果があればと、竹酢液(500倍希釈)を散布しました。今後はバクチャー植物エキスを3日~1週間に1度の割合で散布する予定です。
少しの間、苗木を休ませます。
新しい芽が出て、秋茄子が収穫できることを期待しています!